こんにちは。
Millsの野村です。
今回はphonicsについてお話したいと思います。
最近意識している保護者の方が多く、お問い合わせも多いです。
それだけphonicsというものが日本にも浸透して、大切さも伝わっているということですね。
そもそもphonicsとは、
「日本語のひらがな」のようなもので英語の発音を学び、文字を見ただけで発音がわかり読めるというものです。
例えば、dog(犬)という言葉は
アルファベットとしてはD(でぃー)O(おー)G(じー)ですが、
phonicsとしてはd(どぅ)o(おー)g(ぐ)=合わせて「どっぐ」
となります。
もちろん、sight wordsのように法則に当てはまらない単語もあり、ネイティブの子どももphonicsの他にそれぞれの単語を学校などで学んでいます。
私はphonicsの学習は3歳頃からと考えており、MillsではAppleコースから取り入れています。
それは子どもの英語取得には段階があるからです。
皆さんは赤ちゃんの時、どのように言葉を習得しましたか?ご自身の幼少期を思い出していただけるとわかりやすいと思います。
聞いて理解できる(Listening/Hearing)→話すことができる(Speaking)→読むことができる(Reading)→書くことができる(Writing)
これが、生まれてからの自然な言語取得の流れです。
日本語でも英語でも同じです。
まずは聞いて物事の概念と言葉を関連付けさせる。
そして、文字を学び始めた時にすでに知っている物事と関連付ける事で理解できるようになります。
「りんご」と文字を見て、赤い果物を連想するのは、りんごという発音のものが赤い果物だと元から知っているからです。
もちろん、文字の読みと一緒に物事の概念を同時に習得することも可能です。
ただ上でも述べた自然な習得より、かなり負担が大きくなります。
また、「りんご」とは読めても「りんご」とは何かがわからず表面上は読めても内容を理解しないことに繋がるリスクもあります。
一般的に人は3歳頃までに言語の発音のベースができると言われています。
発音=phonicsと考えてしまうかもしれませんが、発音の基礎としてphonicsを学ぶというよりかはphonicsは「読み」に役立つものです。
まずはネイティブの発音をたくさん聞くことが大切だと思います。
Millsでは子どもの発達段階や指導段階などを専門的に勉強したバイリンガル保育士が教材やレッスンプランを作成しています。
清澄白河、所沢、八王子に教室がありますので、ぜひ英語のシャワーを浴びにきてください。